こぎん刺し 赤地に白糸 1

新型コロナウィルスが武漢で発生したというニュースがいつだったのか、なんだか遠い昔のように思っていたのですが、2020年1月でした。もうすぐ1年半になるんですね。
NHKの特設サイト「新型コロナウィルス時系列ニュース」

前回の更新からしばらく刺し子からは離れていたのですが、日本では新型コロナによる様々な制限とともに、「いつも通りに生活する」しかないのだと思わされました。この1年半、普通に満員電車にのって会社に行き、土日も何かしら仕事をしている日々。はたと気づいてみると、まるで息を吸うばかりのような苦しい時間を過ごしていました。自分に欠けているもの、それは刺し子!!

たくさんの方の刺し子、こぎん刺し作品を見て癒やされる毎日でしたが、次第に創作意欲がふつふつと蘇りました。
気づいたら図案、道具、時間の準備が整っていたという次第です。

まずは生活の中にこぎんを。壁掛けボードを作りたいと思います。

DARUMAさんのこぎん布を使わせていただきました。
魔除け効果を期待して(笑い)麻100%のものを使いたかったのと、今まで使った麻布の中でも目がシャープで拾いやすかったです。若干図案が縦長に仕上がります。
図案は図書館で借りた本をコピーして使おうと思ったのですが、細かすぎて読み取れず、、!さらに複数の模様を組み合わせて使いたいと思ったので、パソコンに取り込んで作業できるようにしたかったので、次のような方法で図案シートを作成しました。
時間はかかりますが、こちらのグラフ用紙を使いました。
太線が1cmでそれを5分割した細線が入っています。
マーカーは間違えてもいいようにフリクションを使用しました。
あとはスキャナで取り込んで、画像編集ソフトで結合しています。
下の段は複数の図案の寄せ集めです。
糸はいとみせドットコムさんの生成り中太糸(10本より)を使わせていただきました。程よくふんわりしているので、図案の立体感が出ます。糸のすべりも問題ないので、スルッと刺せました。
細糸、太糸や草木染の糸など種類が豊富です。

今回使わせていただいた道具